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2016年3月

2016年3月30日 (水)

お地蔵さん メンテナンスその2

こんばんは!
今日はいいお天気でした。
桜も一気に咲いた感じですね。


そんないいお天気の中、先週からのお地蔵さんの
修理(メンテナンス)が着々とすすんでました。



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まだまだ着色の途中です。


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遠目で見るとほとんど完成のようにみえますが…


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職人さんいわく、
まだまだやるよ!と。
まだまだ、手を入れるということでした。


仕上がりが楽しみです。

乞うご期待!(^^)v

2016年3月26日 (土)

法螺貝(ほら貝)

こんばんは!
もう土曜日。今日もサブッかったぁ。


今日、琵琶湖では春を告げる、比良八講安全祈願祭が行われました。
船上での琵琶湖の浄水祈願、湖上安全祈願や採燈護摩供が山伏の手によって営まれたようです。

山伏さんといえば、パッと頭に浮かぶのが法螺貝。
肩からぶら下げてる姿が思い浮かびます。
その法螺貝、弊社も取扱いしてます。

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大きさは全長で約36~37cm程度。
近年は大きな貝が獲れないようです。

山伏さんが持っておられるような網袋もあります。


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トランペット等とちがい押さえるところはありませんが
吹き方で音の高低を出されるんですよねぇ。
はぁぁ~!なんと!すごいです。

きっと今日も琵琶湖や比良山系に
法螺の音色がこだましたのでしょうか!


さあいよいよ、春が来そうです!

特上 妙鉢 八寸 半双

こんばんは!
いやぁ、今日もサブッかったですねぇ。


さて今日は、先週みていただきました妙鉢、特上の生地。
漆着色の職人さんから仕上がってきました。

Img_5990


こんな風になります。
仏具の着色はその色に透明感があり
金属そのもののツヤや風合いをいかすよう仕上げます。


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特上の刻印もくっきり!

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あとは、朱色の房を取り付けて完成です。

実際に使われてるところが見たいですねぇ~!

2016年3月24日 (木)

彫文字!

こんばんは!
今日はまた冷えましたねぇ。
(*_*;


今夜は文字のお話。
日々仏具を扱ってますと、その仏具を寄進や奉納されることがよくあります。
その時、その寄進者や奉納者のお名前を品物に彫入れることが
しばしばあります。
所謂、記念文字です。

物や字数や御予算にあわせてどの職人さんで彫るか
その都度選択して手配します。

今回は鰐口。
品物が大きいのである程度大きく迫力のある字が良いかと…


Img_5829


シンプルな文字ばかりでしたが、堂々とした文字で
格好よく彫入れてもらえました。

あ、以前ある文字彫の職人さんが話してたことがあります。
「僕にとって、字は絵なんです!」
確かに、字なんですが彫金をする人には字も絵も線を彫ることに
変わりありません。それが、たまたま字であり絵であり。
そういう意味では、字も絵といえるのでしょうか。

今回の字も、奉納される方に喜んでもらえそうです。
この先、何十年、いや何百年と後世に残るかもしれません。


いやあ、格好の良いもの(字)は何度見てもほれぼれします。
これで、納品も安心です。

安心すると気持ち良いものですねぇ。

2016年3月23日 (水)

お地蔵さん メンテナンス

こんばんは!
少し薄着になったせいか
まだまだ肌寒く感じる今夜ですね。

今日は工場長とあれこれ打合せをし
修理方法を相談してきました。
何の相談かといいいますと

お預かりした金物のお地蔵さんを
どおやって修理するか。

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かなり痛みが激しく、手を入れれば入れるほど
ここも、ここもと…
素地をとことん直します。


Img_5966


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蓮台の合わせや、歪み取り
補強のアングルやアンカー用のバーの取り付け

蓮台と身体とのズレ。

錫杖も鉄製から真鍮製に取り換えて。

Img_5979


とことんやれる限り手をつくします。

って、工場長!
お医者さんみたいやねぇ。

まだまだ、明日もつづきます。






2016年3月21日 (月)

田舎の古民家~

三連休?最終日。
今日は知り合いに誘われ古民家で過ごしてきました。

古民家…
田舎…

まさしくその通り。

H280321

辺りはこんな感じ。

H280321_2

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お決まりの土間。

H280321_3


なんてことはない、田舎のおうち。
お昼のBBQと数時間の滞在でしたが
なんか、ほんわか。
庭が見える部屋でこたつに入りながら
ぼぉーっと。

お酒もいただいて、
ゆったりとした時間が過ぎました。

なんかこころが落ち着いて
心地よい余韻にひたりながら…


さあ、明日からもガンバろぉ!

2016年3月17日 (木)

鋤(スキ)彫金剛鈴  磨き  

こんばんは!

朝の気温より今は少し温い感じがします。
だんだんと春になるんでしょうか?


今晩は、先週投稿しました金剛鈴。
磨き加工から仕上がってきました。
輝く姿をみていただきましょう!


Photo

先週はまだ生地と呼んでる段階で
磨き=研磨の前のものでした。
磨き上がってくるとこのようにツヤツヤとして
ほんとに、磨きがかかりました!


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細部まできれいです。
使い込んでいただければ尚良い風合いに
なることでしょう。
そこには、その時間が歴史として残って行くんでしょうねぇ。


早く、納品いたしましょう!

妙鉢 特上 八寸 生地 

こんばんは!

今日もサブっかったですね。
風はまだまだ冷たいですが、その冷たさは
なんとなく春の冷たさのように感じる今日でした。


今日は、職人さんに発注していた妙鉢が
仕上がってきました。

3


真鍮板材で、生地と呼んでる状態です。
この後、漆着色の職人さんの手にわたり
茶色っぽくなります。

伝統技法の鎚起技法と呼ばれるもので
一枚の平らな板を打ち延ばして成形します。

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いやあ、鎚目が良い風合いです。

着色が仕上がると 専用の房を取りつけて
完成です。

着色したところも見ていただきましょう!
あともう少しお待ちください。
<m(__)m>

2016年3月15日 (火)

線香筒 黒檀製

こんばんは!
今夜も冷えますねぇ~

月曜日、一日が過ぎるのが早いです。

今日は線香筒が入荷しました。

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お線香を持ち運ぶときに良いそうです。


Img_5850


木製なのに、ネジ式。
これなら、お線香も折れずに
安心して持ち運べますね。

いやぁ、これはええわ!


*写真のものは長さ九寸(全長約27cm)です。

2016年3月11日 (金)

金剛杵 スキ彫五鈷杵

こんばんは。

今夜はまた寒いですね。
今日は昨日のつづきで お約束の「金剛杵」。

「金剛杵」は先鋭な切っ先をもつ強い力の象徴とあるように
何者にも壊されることのない、仏の強い力の象徴を表しています。

槍のように尖った刃が一本のものを独鈷、
その脇にクワガタの角(顎)のような形の刃が二本あるものを三鈷
四本あるものを五鈷と言います。

20040428_2


これは五鈷杵です。
中央に尖った刃が一本、中鈷と言います。
そのまわりにある四本の刃は脇鈷と言います。

この彫もスキ彫でこの形のものを請来型と呼びます。
請来型とは弘法大師が唐から持ち帰ったもののことを
言いますが、請来されたものは他にもいろいろあるようです。


金剛杵も密教法具の一つですが奥が深ぁ~い。
まだまだ勉強しなければ…。


さあ明日もガンバろう!

2016年3月10日 (木)

鋤(スキ)彫 金剛鈴

こんばんは!

今日も一日が終わります。
一日が早く過ぎると感じるのは歳のせいでしょうか(笑)

ご注文頂いて製作している品物が今日仕上がってきました。
もうそんな日なんや!って。

鋤(スキ)彫金剛鈴です。

金剛鈴?
スキ彫?なんのこっちゃ!

では、金剛鈴からおさらいです。
金剛鈴とは、密教寺院で使用される「法具」で
密教法具と呼ばれる物の一つです。


Photo


金剛杵を備えたベルで、その発する音は仏の声であり
外敵に対しては強い威嚇の音ともなります。

「金剛」はダイヤモンドのように、破壊されることのない
堅固な物体を意味し、「金剛鈴と金剛杵」はまさに何者にも
壊されることのない、仏の強い力の象徴と言えます。

※日本の美術より引用

鋤彫とは、彫金技法の一つで平らな鏨を寝かせて素地を
すき取るように彫り、文様が浮き立つように彫り描く技法
です。
真っすぐな線や、曲線ながら形が整い左右均等に見える
文様は見ていて、凄いなあ!と感心させられます。
当たり前のように仕上がってますが、そこは職人さんの
なせる技なのです。


Photo_2


どうやってんのかなあ?って。
ほんと、いつも感心させられます。


ん?「金剛杵」?
文中に出てきましたが…。


次回は「金剛杵」を見てみましょう!


明日もガンバるぞ~!







2016年3月 9日 (水)

木製の香炉 蓋裏の銅板養生!

こんばんは。

今日もお疲れさまでした。
今夜は雨ですね。
明日からまた寒くなるとか…
体調に気をつけてください。

昨日、長い間お預かりして修理塗り直しをしていた
木製の五具足を納品させていただきました。

カシューうるみ塗り。

Img_5806

その五具足の香炉の蓋。
蓋の上には獅子の彫り物が付きます。
蓋の裏を銅板で養生しました。


Img_5803


一本、一本、銅鋲で打ちつけて。

Img_5804


完成!

直接火は当たらないにしても
銅板で熱の遮断もでき燃えにくくなるでしょう。

これでまた長くお使いいただけます。

一つ仕事を終えるとホッとしますね。


さあ、明日もガンバろう!(^^)!

2016年3月 4日 (金)

木製丸型天蓋照明灯 その3 納品

おはようございます。

昨日は良いお天気で絶好の納品日和でした。
車の窓をあけて走ったせいか、
鼻ズルズル、目はかいぃし花粉症?かなあ。

天蓋は良いお天気の中、無事取付完了しました。






石のお地蔵さんの御堂です。
ええ感じです。
ご住職や小売店の方にも喜んでもらえて
良かったです。


外には梅が咲いていて、これまたええ感じ。
木の下には、こんな歌碑が。






よい種を蒔いて
よい花を咲かせ
みんなの幸福を
実のらせよう





心なごみます。
これもお地蔵さんのおかげ。

この天蓋も何人もの職人さんに
携わってもらいました。
みなさんのおかげです。

ありがとうございましたm(._.)m





2016年3月 1日 (火)

木製丸型天蓋照明灯その2 完成

一日お疲れさまでした。
今日は卒業式。
あいにく雪になりましたが
これもまた良い思い出になるような気がします。


さあ今日は昨日に引きつづき
丸型天蓋照明灯の配線、最終段階です。


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スッキリとまとまり無事完了。

完成の写真を下からパチリ!


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通電の確認もして


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かんせ~い!

よくできましたぁ!

めっちゃ明るい。
LED球、昼光色60形相当、一ケ735ルーメン×8ケ
約12畳~14畳に最適です。
(吊り下げ位置により変わります)
電球色にしてもなかなか良いかも。


今回は丸の直径が約三尺。
電球のつく太い骨の部分が直径で三尺あります。

大きさは自在に製作可能です。


やっぱり物を作るのワクワク楽しいです。


さあ、納品へ行ってこ。






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