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2016年6月

2016年6月30日 (木)

おりん 松虫りん  宣徳色

松虫りん 三寸 宣徳色

お仏壇用、家庭用のおりんです。

鳴り物に適した佐波理と呼ばれる素材で造られてます。
表面の仕上げを漆着色にすることで、素材の変色をおさえるのと
化粧の意味があります。

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数十年前から、変わらず作り続けてる物ですが、

最近、「佐波理」の刻印を入れるようにしました。

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この「佐波理」も、鳴り上がりします。
使い込むことで、良い響き、音になります。

また毎日、乾拭きでお手入れしていただくと
より艶が出て、良い光沢になります。


このおりんも、使い込んでもらいたい逸品です。

2016年6月28日 (火)

火立 灯立 修理 その2

先日、修理でお預かりした灯立の修理が完成しました。


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ぐらつきの微調整もええ具合に直ってます。

ひとつ心配なのは、くくりつけられていた獅子。

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帰るところがありますように…



2016年6月27日 (月)

鳴金 筋彫り 塗香洒水器

鳴金の塗香洒水器で筋彫りが仕上がってきました。

これも、かなり前からある商品である意味定番…
しかしながら、まだまだご存じでない方も多いかと思います。


Photo


鋤彫りと同じく、熟練の職人さんの技術のなせる業です。

蓮の花弁を表した、一本いっぽんの筋がお見事。


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散杖でわんをたたくと、これまた音と余韻が良いです。


素材の吟味から、鋳造にいたるまで
こだわりぬきます。

ぜひ、使い込んでいただきたい逸品です。


2016年6月25日 (土)

外置香炉の屋根 その3

とうとう完成しました。

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屋根も棟もついて、生地(塗装の前)の完成です。

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柱の根巻き金具は都合上銅板製ですが
ステンレスのままでも、ええ感じです。

次は、青銅色の塗装の工程へすすめます。

佐波理 錫杖 修理 磨き直し

錫杖の修理も弊社の得意とするところです。


先日、古い錫杖をお預かりして

その修理と磨き直しが仕上がってきました。

お預かりした時は、カンが3ケしかありませんでした。


1


新しいカンを3ケ追加して、全体の磨き直しをします。


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経年の使用で、変色した色が磨き直しによって

新品時のような輝きに蘇りました。

金物の変色は、磨き直しをすると
ほとんどの物が新品時のような輝きに戻ります。


これも直るかなぁ?とお悩みの方、ご相談ください。

<m(__)m>

2016年6月22日 (水)

火立 灯立 修理

火立の修理をお預かりしました。


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お仏壇用で、東用、鶴亀。

火皿、ローソクを受ける部分が

長年の使用で、少しゆるみ気味なのか
銅線でグルグル巻きになってます。
このままではローソクが不安定なので
修理のご依頼です。


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なぜなのか?
獅子までもグルグル巻き…
何か悪い事をしたのか…?
柱にくくりつけられた子供のシーンが思い浮かびます。

本来、香炉の蓋の上にある獅子。
お預かりした時と同じ様に
元通りにもどすのも修理ですが、

本来の姿にもどすことも修理の一つです。


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銅線をほどいて部材を確認し、修理へまわします。

さて、銅線がほどけた獅子は帰るところがあるのでしょうか?


つづく…

2016年6月21日 (火)

柄香炉 修理

先日お預かりしました、柄香炉の修理が仕上がってきました。


柄がポッキリ折れていたところに
補強の部材を足して
強度もバッチリ!

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今回は磨き直しはしませんが、


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違和感なく修理完了です。

まだまだお使いいただけます。


弊社では、仏具の修理も手がけます。

日々いろいろな仏具をおあずかりして
蘇らせていきます。

仏具の修理でお困りの場合は、ご相談ください。

2016年6月20日 (月)

玄関ギャラリー 追加

先日弊社、スタッフブログでご紹介いたしました
玄関ギャラリー。

今日、私もまじまじと見ました。

Img_6761

なかなか、良い感じです。

なかでも、個人的には、七宝焼きのタックピンが気になります。
男性にはもってこいの小物です。

Img_6762


自分用にいかがでしょう。

もちろんプレゼントや記念品にも喜ばれます。

数に限りがあります。
興味のある方は、是非お立ち寄りください。

お待ちしております<m(__)m>

2016年6月17日 (金)

外置香炉の屋根 その2

こんばんは!

今週もお疲れさまでした。

今日は工場へ外置き香炉の屋根を
見てきました。
先日からのつづき。

おお~!かなり進んでる。

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懸魚(げぎょ)がついてます。
ええ感じ…

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おお~!根巻き金具もどんどん進んでます。

完成まで、もう間もなくというところでしょうか!

待ち遠しい…

2016年6月16日 (木)

柄香炉 修理

こんばんは!

今日は雨でしたね。
そんな雨の中、ご来店いただき
柄香炉の修理をお預かりしました。


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蓮造り柄香炉です。
柄の部分が折れたそうです。

一番、チカラがかかるところです。

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補強の部材をたして溶接での修理の予定です。

修理をすればまだまだお使いいただけます。

では修理後の仕上がりは、また後日に。

2016年6月15日 (水)

海蔵寺型台灯篭 四尺

こんばんは!

今日は台灯篭で海蔵寺型 四尺の
納品前の検品をしました。

営業部課長、A氏の納品前、最終チェックです。

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基本的なお決まりの形ですので、現状古い写真しかなく
せっかくなので、O氏により写真撮影も行いました。

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細部も記録のため、撮影し

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全て異常なく、検品も完了です。
いやぁ~手の凝った良いものは見ていても
飽きませんねぇ。

完成度高い、海蔵寺型いかがでしょう!

2016年6月14日 (火)

外置香炉の屋根

こんばんは!

今日は暑かったぁ~(*_*;

その暑い中、弊社工場では外置香炉の屋根が
着々と製作されてました。

Img_6717


工場ブログでもアップされてます。
今回はステンレス製です。

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完成後は青銅色に塗装して仕上げます。

仕上がりは乞うご期待!

香炉の屋根はほとんどと言ってよいほど
寸法もオーダーで製作しております。

御予算に応じて調製もいたします。

是非、ご相談ください。

2016年6月13日 (月)

木製照明灯  剣付八葉照明灯

こんばんは!


本日の弊社工場ブログ、お寺用照明灯関連です。
工場ブログでは、金物の照明灯ですが
これは木製になります。


P1020497


LED球の8灯式。かなり明るいです。


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本金箔押し仕上げで、丸い円形の中は砂蒔きで
金箔との変化をつけています。


別注、オリジナルも製作賜ります。

お気軽にご相談ください<m(__)m>

2016年6月11日 (土)

鋤彫り 塗香洒水器 磨き仕上げ

こんばんは!

今日は疲れたぁ~って感じで
土曜日も終わります。


今日は数日前にアップしました鋤彫りの塗香洒落水器が
磨き上がってきました。

1

先日の生地(磨く前の状態)とちがい
きらきら感がなんともいえません。

これぞ、京仏具って感じです。

熟練の職人さんのなせる技です。
若い頃から延々と今まで磨き上げた技術の結晶です。

そんな職人さんの仏具を使ってみたいと思いませんか?

今日も黙々と彫り続けます。

2016年6月10日 (金)

金襴水引 紐ケマン

こんばんは!

今日は暑かったですねえ。
今週ももう金曜日。

今日は金襴の水引きが仕上がってきました。

水引き…
ん。最近はきれもんが続くような。

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赤字六釜。
今回はお客さんから金襴生地を預かって仕立てしました。

一応、仕上がり寸法の確認をして。

Pict0008


中央に紐ケマン。

Fullsizerender


指定の寸法通り仕上がりました。

水引の取扱いもやっております。
なんなりとお申しつけください。

2016年6月 9日 (木)

都五鈷、スベ五鈷

こんばんは!

今日も慌ただしく一日が過ぎ…


都五鈷の修理を預かりました。

Img_6673_3

五鈷のように脇鈷と呼ぶ4本の尖った部分の一本が
歪んでしまっているのでその修理です。

Img_6674_4

ん…?みやこ五鈷?
スベ五鈷と読みます。
すべ?
なぜ「都」を「すべ」と言うかは定かではありません。
定かでないというより、私が知らないだけなのかも…

ずい分昔、教えてもらったことは、

都五鈷は「すべごこ」と読み、
その形は通常の五鈷杵の五股をすぼめ
一見、独鈷杵のような形をしたものをいい
本有なる故に未だ開顕せずして独鈷杵のような姿をとるともいう…

また都五鈷杵は未顕浄菩提心を意味し、特別の修法用具と伝えられている。

んん~なにやら、難しいです。


「都」、「すべ」と読むのはなぜか?

改めて調べてみることにします。


どなたか、知っておられたらご教示ください。
よろしくお願いします<m(__)m>

2016年6月 8日 (水)

のぼり幡

こんばんは!

今日も一日、お疲れさまでした。


今日はお預かりした、のぼり幡を新調するために
文字確認と寸法の計測をしました。

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文字は同じで、年号と奉納者の名前が変わります。


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長ッ!
あら!5 m、メジャーも足りひん…
ものさしを足して、5m25cm。


H280608jpg_2

あらぁぁ~!
破れてる。
ひとまず応急修理して、お返しします。

新しいのが出来るには、まだまだ時間がかかるので
それまではこれをお使いいただきましょう!


本堂の幕やのぼり幡の誂えも賜ります。

ぜひ、ご相談ください。




2016年6月 7日 (火)

鋤彫り 塗香洒水器 

こんばんは!

今日は一日、雨でしたね。


このところ、鋤彫りの前具類の受注がつづきます。

今回は、塗香洒水器だけですがご注文を
いただきました。
先日、その生地(磨く前の段階の状態)が仕上がってきました。

いつものように、職人さんの技がひかります。

Img_6630


蓮の花弁の中央の線も、ビシッ!と真っすぐです。

いつも思うことですが、全部が均等に同じ深さで
よう彫れるなあ、と。

まあ、それが職人!
プロなんでしょうか。


次は磨きの職人さんへバトンタッチです。

磨き上がったらまたご紹介いたします。

宝相華透かし柄香炉 その2

こんばんは。
もう真夜中です。

梅雨入りで明日は雨でしょうか…


先々週の柄香炉の蓋が少しすすんでます。


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ツマミと蓮華の部材ができました。


少しづつですが完成へと近づいてます。

!(^^)!

乞うご期待!

2016年6月 2日 (木)

本堂幕

こんばんは!

今夜はとても過ごしやすく気持ち良いです。


先日、古い本堂の幕を預かりました。
揚巻房と幕縄の新調のご注文でした。

幕本体はチチの修理だけですが、
新調の場合の見積もりもすることに。

Pict0004


しっかりと計測して。
新規見積もりします。

Pict0006


チチは一旦、縫製の修理をして。

揚巻房と幕縄は新調して、お返しします。
幕はまだまだ、ご使用いただけそうです。

修理も可能な限り、ご要望にお応えします。

2016年6月 1日 (水)

鳴五鈷

こんばんは!

今日から6月ですね。
というのに、変な気温で体調に気をつけてください。

今夜はチラシ作成のつづきで…

今回、作成したもう一種類は 「鳴五鈷杵」。


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沙波理材でできてます。
真鍮材とはちがう、存在感があります。

これも京都の職人の技がひかります。

自信を持っておすすめできる弊社の人気商品の一つです。


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