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2016年8月

2016年8月31日 (水)

桶型天水桶  唐金製青銅色仕上げ

桶型の天水桶、
唐金製青銅色仕上げです。


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写真の口径は 三尺五寸です。
蓮型とちがい、同じ三尺五寸でも
かなり大きく感じます。

実際、大きいのですが
お寺に納まると
まあそれなりの大きさになってしまうのが
常のようです。

八角の台座には、蓮型と同じく
おっかけ獅子を配してます。

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天水桶。

字のごとく、
天からの水、恵みを貯めるものとして
また防火用水としての役目として
設置されるようです。


ご用命、ご相談は お問い合わせフォーム  より
お願いいたします。

2016年8月30日 (火)

挟み箱 黒塗り

挟み箱の組立てです。


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銅板製で金メッキした紋を蓋に取付けます。


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担ぎ棒を通しながら、房をこんなふうに取り付けて。

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箱裏も格子枠付きで、グレードアップしてます。


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なかなか、ここまでの物を作るのは少なくなっているようです。


ご希望に応じて調製いたします。

ご用命、お問い合わせは  お問い合わせフォーム  より
お願いいたします。

2016年8月29日 (月)

佐波理 錫杖

錫杖のご注文をいただきました。

銅と錫の合金の佐波理製です。
黒檀の柄を取り付けて納品です。

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他にも 錫杖の素材には

・スペシャルモデルの銀佐波理 
字のごとく 佐波理に銀が入ります。

・スタンダードモデルとして 真鍮製  があります。

佐波理 は ハイクオリティモデル として
弊社のいち押し商品です。
使いこんでいただくほど、良い音になります。


Dm


ご用命、お問い合わせは  お問い合わせフォーム  より
お願いいたします。

2016年8月27日 (土)

蓮型天水桶  唐金製青銅色仕上げ

蓮型の天水桶です。
唐金製青銅色仕上げ。


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写真は、口径三尺です。


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蓮台下には、厄除けのシンボルでもある
追いかけ獅子を配し
吉祥の文様になっています。


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落葉よけとして、ステンレス製の網も装備。
ゴミが溜まるのを防げます。

蓮型の他には、桶型があります。

天水桶のご用命お待ちしております。

ご用命、ご相談は お問い合わせフォーム  より
お願いいたします。

2016年8月26日 (金)

修理 建築金具  錺金具

修理をした建築金具の検品をしています。

建物の長押に取り付ける透かしの錺金具や
扉の引き手金具等、他にもたくさんあります。

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修理の仕上げは 本金箔押し仕上げにフッ素コーティングを
しています。

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きれいに仕上がりました。

経年の汚れや劣化の度合いによりますが
いろいろな方法により、修復が可能です。

最近、汚れや劣化が気になるなぁとか
これもきれいになるんだろうか…等

ご不明な点は相談ください。

ご用命、ご相談は お問い合わせフォーム  より
お願いいたします。

2016年8月25日 (木)

宝相華柄香炉 

蓋が別仕様の宝相華柄香炉です。

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通常品とはツマミや唐草の彫りが違います。

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蝶番も無しでの仕様です。


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この柄香炉は 工場ブログ でも掲載しております。

http://sakushi-f-b.cocolog-nifty.com/blog/

ご要望に応じて調製いたします。


ご用命、ご相談は お問い合わせフォーム  より
お願いいたします。

2016年8月24日 (水)

木製常花 極彩色   寛通型三具足

寺院用の木製常花 極彩色と寛通型三具足です。
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極彩色 常花は 水上寸法 一尺五寸 の三本立
寛通型三具足は 花立高さ七寸 の組み合わせです。


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脇佛、脇壇、余間 等に映えます。
花弁の色は、ピンク色にもできます。

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全体の色調も、調整可能ですのでご希望の感じに
製作も賜ります。
ご用命、ご相談は お問い合わせフォーム  より
お願いいたします。

お待ちしております。

2016年8月22日 (月)

本堂幕 新調

本堂幕の新調のご注文をいただきました。

今までご使用されてた幕をお預かりし、
寸法の計測です。

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長いので半分にに折りたたんで、計測です。

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紋の位置も計測します。

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けっこう大きい幕でした。
今日はいつもの相棒にも手伝ってもらい

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これは、先にお返しします。

新しいのがしあがるのに約1ケ月余かかります。


本堂幕のほとんどは、幅や垂れは誂えになります。
どんな寸法でも対応します。


ご用命、ご相談は お問い合わせフォーム  より
お願いいたします。

<m(__)m>






2016年8月19日 (金)

仏像修復

昨年来よりお預かりしてる観音勢至像の修復です。

かなりの汚れと痛みがひどかったのですが


修復前  ↓↓

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修復後  ↓ ↓

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新品のようによみがえります。

光背の放射光もほとんど欠損状態でしたが

修復前 ↓↓

P1020255


修復後 ↓↓

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今回は輪も新たに木地を作成して仕上げてます。

修復は全体の洗いから始まり、分解や木地調製、
漆塗りに金箔押しと、それぞれの工程ごと丁寧に
すすめていきます。


仕上がりまであともう少しです。
完成後も、ご覧いただきたいと思いますので
もうしばらくお待ちください。

修復のご用命、ご相談は お問い合わせフォーム より
うけたまわります。




2016年8月18日 (木)

銅製 定紋  金メッキ

銅製の定紋です。
打ち出し、ふくらし等と呼んでます。


Img_7458


ふくらすことで、紋に立体感がでます。

一つ、ひとつ職人さんの手作りになります。

写真は直径18cmほどですが
手作りですので、どんな大きさ、物でも製作可能です。

今回は黒塗りの挟み箱の蓋に取付ます。

紋の製作、ご相談は  お問い合わせフォーム より
うけたまわります。

ご遠慮なくご相談ください。
<m(__)m>
 

2016年8月17日 (水)

雪洞 火袋

少し前に製作していた雪洞の火袋が完成しました。

今回は今ご使用の木製の黒塗りの台に
金メッキの火袋を新調しました。

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完成予定のコピーをもとに製作をすすめ

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ご希望の、細身でスッキリとした感じに仕上がりました。

火袋の寸法は、直径約12cm 高さ18cmです。

近年は電球主流ですが、ロウソクを使用されるとのこと。


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ロウソク用の火皿も新調して完成です。

本体へは火袋の受け部を木ネジで固定します。


デザインや寸法はご要望に応じて製作可能です。

ご相談、お問い合わせは お問い合わせフォーム より
お願いいたします。



2016年8月10日 (水)

紐ケマン  

紐ケマンの人絹 緑色 幅一尺五寸です。


弊社では通常、赤や紫が多いのですが
今回は 緑色 のご注文をいただきました。


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しかも一気に4枚もの数量です。


組紐の職人さんに製作は依頼するのですが
珍しい緑は、材料の確保からです。

なんとか期日までに、間に合いホッとしました。

ほとんどの物は製作可能です。

ご用命、ご相談は お問い合わせフォーム  から
お願いいたします。

2016年8月 9日 (火)

お仏具磨き直し 前具 一面器  完成

先日、お預かりしました古い前具の一面器が
磨きあがりました。

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Befor  ↓↓↓

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After  ↓↓↓

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かなり黒ずんでましたが、比較的状態が良く
新品時のように輝きがもどりました。

すっきり!

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ご用命、ご相談は お問い合わせフォーム より
お願いいたします。

2016年8月 8日 (月)

一葉観音像  唐金製青銅色仕上

唐金製青銅色仕上げの一葉観音像です。


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唐金=青銅とかブロンズと呼ばれる金属でできています。


Photo


この写真が、唐金の素地そのものの色です。

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経年の変化で青銅色になると言われますが
新品の場合は塗装で青銅色に仕上げます。

本物の青銅のようにムラになるよう色を塗り重ね
風合いをだします。


曹洞宗さん向けにいかがでしょう。
よく庭に安置されます。

ご用命、お問い合わせは お問い合わせフォーム より
お願いいたします。

2016年8月 5日 (金)

払子  蒔絵柄付き

払子の蒔絵柄付きです。

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黒塗りロイロ仕上げの柄に、
高蒔絵研ぎ出し磨きや平磨きと呼ばれる技法で
蓮の模様や龍の図柄を表現しています。

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何れも、柄尻には 純銀製の菊透かし金具を
取り付けたものに、特上の毛(払子の中でも毛の量が一番多いもの)を
つけると贅沢な仕上がりになります。

払子のご用命、ご相談は お問い合わせフォーム より
受けたまわります。

2016年8月 4日 (木)

露盤宝珠 修復

今日も暑かったです。

今日はお預かりして修理していた
屋根の上の露盤宝珠を納品設置しました。
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お天気も良く助かりました。
お天気良すぎて、手はくっきり日焼けが…。
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屋外の作業は熱中症に気をつけましょう。
いろいろな修復も賜ります。
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ご相談お問い合わせは お問い合わせフォーム より
お願いいたします。

2016年8月 3日 (水)

お仏具磨き直し 前具 一面器 柄香炉

磨き直しで、前具と柄香炉をお預かりしました。

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長年のご使用でかなりの汚れと変色が激しいです。
柄香炉はお線香のヤニがきついです。
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柄香炉は細部まで磨きやすいように、
八双を分解しパーツにします。
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裏のカシメをヤスリで削り、鋲を抜きます。
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磨き直し後に、組立ます。
ほとんどの物が新品に近いように輝きがもどります。
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仏具でのお困りやご相談は、お問い合わせフォーム より
お願いいたします。

2016年8月 2日 (火)

蓮珠型五具足  梨地  在家用

手しごとで作られている梨地 蓮珠型五具足です。

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これは花立です。

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蓮の花弁を一枚、一枚彫っていきます。

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蓮の割り付けをし、鏨と金鎚で。


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気が遠くなりそうです。

彫が仕上がると次は漆の着色の工程です。


手しごとの良さを感じてみてください。


ご用命、お問い合わせは お問い合わせフォーム より
お願いいたします。

2016年8月 1日 (月)

手しごとを支える道具

比較的、仏具は手しごとで作られてるものが多いです。

最近はこの仏具を造る職人さんも減少の一途ですが、

忘れてはならないのは、その仏具を作る道具が必要だと
いうことです。

材料の確保や、道具の確保が困難になりつつあると
心配をしてます。


そんな貴重な職人さんの道具の展示があるそうです。

「手しごとを支える道具たち」と題して
京都市左京区の京都伝統産業ふれあい館で開かれています。

8月31日まで。

是非、見に行こうと思います。

*京都新聞掲載

   ↓↓↓

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20160730000121

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