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2018年10月

2018年10月25日 (木)

小さい常花 木製 極彩色 3本立

またまた、常花を作っております。
木製で極彩色の予定です。

木地が仕上がって来ました。
シンプルな3本立は、「三世」を表してます。

現在、過去、未来。
この世は絶えず変化し移ろいゆくこの世のはかなさを
表現しています。






大きさは通常、「水上がいくつ」と
花立の上からの寸法で表示します。

画像の木地のものは、水上が約7寸です。







もう少し小さいサイズもあります。
画像左側の極彩色のものは水上約5寸5分です。
   ↓ ↓  ↓







常花はお寺やお仏壇に飾る物で知られておりますが
これは、日常の生活での癒しや潤いにいかがでしょうか?

一輪挿しなどに、さりげなく挿してみては…


各種、サイズや本数、ご希望に応じて製作承ります。
常花のことはお気軽にお問い合わせください。
お問合わせは  お問い合わせフォーム からお願いいたします。







2018年10月22日 (月)

敬慕心 五具足 色分け オリジナル

とある展示会に来てます。
なかなかの好評です。

敬慕心型五具足、弊社のオリジナルです。

これは大切なもの大事にしているものは必ず何かで覆ったり、被せたりしますよね。
そういうものを大切にする気持ちを具現化し、布で覆っているような形を現しました。
物を大事にする心(もったいない)、惹いては人を思いやる心、又これは仏様の衣をもイメージしたものでもあり、仏様を慕い敬う心をを思い起こして欲しいとの願いをこめて作りました。

画像の物は、色分け仕上げです。




その他にも、各種五具足の取り扱いがあります。
お気軽にお問い合わせください。

2018年10月13日 (土)

前机 上机 上卓 床の間 スリ漆 無垢材

床の間用の三具足の机です。
框巾3尺3寸。天板まで高さは20cm。
間口一間半のところへ納めます。
前机というには巾が短いので上机、上卓と呼ぶ方が
良いでしょうか。

タモ材で全て無垢材を使用。

表面はスリ漆で仕上げています。
木地の状態 ↓↓↓




木地へのスリ漆。
画像は一回目。研いだあと木地を染めて
更にスリ漆を7〜8回かけます。
 ↓ ↓ ↓


スリ漆を重ねることで、表面にツヤが出てきて
なんとも言えないスリ漆独特の仕上がりになってきます。


金具なしではどうも物足りないので
飾り金具を打ち、さらに豪華になりました。
金具の彫りの図柄も仏具で使う宝相華や唐草ではなく
縁起の良いものということで 宝尽くし を入れました。
本体の色とマッチするよう 銀イブシ に仕上げています。
今回は、机の他に、三具足、常花と
図案からお任せいただき全体をコーディネート
製作しました。
机に限らず、木製品も一から製作いたします。
お気軽にお問合せください。
お問合わせは  お問い合わせフォーム からお願いいたします。

2018年10月11日 (木)

お仏壇用 花立 落とし 水漏れ直し

お仏壇用の花立の落としです。
長年のご使用で水漏れがしてきたようで修理で
お預かりしました。
しかし、胴のくびれた部分の肉厚が薄くなり
穴があいてしまっていました。
肉厚が薄すぎて、穴を埋めるのが困難なため
銅製の落としを作ることに。



銅板を花立の形状に合わせて成形します。





花立の口径に合わせラッパのように成形。
ぴったり合います。
この花立の口径は約10cmほどです。

落としの縁の部分は一回、盛り上げることで
板は強度を増します。

この落としで、花立の劣化は少なくなり
まだまだお使いいただけます。

銅製の落としは、花立だけでなく 
香炉の灰入れやおわん用のもの等、一点から製作可能です。

材料はステンレスでも可能です。
用途や大きさにより使い分けします。

落としのことなら、お気軽にお問い合わせください。

お問合わせは  お問い合わせフォーム からお願いいたします。

2018年10月 9日 (火)

花華鬘 本金消メッキ

花華鬘の写しです。
銅板を透かし、彫金が模様を表現しています。

一枚一枚、手彫りで彫りを入れていきます。



本体は本金の艶消しメッキに仕上げ
落ち着いた感じに仕上がってます。


一部、部材とヨーラクはツヤのある本金メッキにすることで
全体の雰囲気が豪華になります。

ツヤのあるヨーラクに光が当たるとキラキラと
輝き豪華絢爛。

あたりを華やかな雰囲気にしてくれます。

お寺の本堂内だけでなく、場所を選ばず
飾っていただけると  製作者冥利に尽きます。

一枚一枚手造りですので受注生産となります。
その他、オリジナルの華鬘も製作たまわります。

華鬘のことならお気軽にお問い合わせください。

お問合わせは  お問い合わせフォーム からお願いいたします。

2018年10月 5日 (金)

払子 黒塗柄 唐草蒔絵入り 正絹房

払子(佛子)、毛は極上です。
柄は黒塗りに蒔絵で唐草を表現しています。

房の色もいろいろあります。

画像の左の房の金色はアルミ金糸の素材です。

右は正絹で紐にも水玉のように金糸が織り込まれています。
朱一色の房よりさらに豪華に見えます。
房の色は、この他に紫や茶、薄いピンクや藤色
うぐいす色や青磁色 等 いろいろあります。
柄の色や蒔絵の雰囲気に合わせてお使いいただいております。
拂子のことなら、お気軽にお問合せください。


お問合わせは  
お問い合わせフォーム からお願いいたします。

2018年10月 3日 (水)

木製 常花 極彩色 岩絵具 二五 五本立

またまた、木製の常花です。

仏具では一般的な極彩色と呼ぶ物ですが
全て岩絵具で仕上げています。

花弁の筋や葉の葉脈は金泥で書きます。




職人さんいわく、
一気に描ききるので、その瞬間は集中するので
息が止まるそうです。

私なら死んでる(笑)などと、いつも思います。


五具足に一対で合わすとこんな感じです。

画像の常花の大きさは、水上二尺五寸です。

大きさ、本数はお好みに応じて製作たまわります。
オリジナルの常花、構想から考えるのは
とても楽しいです。

いかがでしょうか!

常花のことはお気軽にお問い合わせください。

お問合わせは  お問い合わせフォーム からお願いいたします。

2018年10月 1日 (月)

木製 常花 桧製 淡彩色 截金

木製の常花です。

仏具の常花は通常、
金箔仕上げや極彩色仕上げが
ほとんどですが
今回は桧材を用い、素地のまま淡彩色をし
その上から、蓮の花弁の筋や葉の葉脈を截金で表現しました。

一般的には、筋や葉脈は金泥で書きます。
截金にすることで、光が当たるとキラキラと光り
豪華になります。



花立に生けるとこんな感じです。
寸法は、常花は水上一尺五寸。
花立は口径六寸です。
(画像の坪型の具足は在庫限りになってます)

淡い彩色とキラキラ光る截金の筋が
なんとも言えず、
ずっと眺めていたくなる、そんな雰囲気に仕上がりました。

当然ここには、造り手の技術と良い物を作るんだという
職人さんの心意気も感じられます。

次の新しい物は大きさやバランスを変えて
製作予定です。

全て手造りですので、どんな格好や大きさでも
製作たまわります。
(大きすぎる物、又小さすぎる物は不可能な場合があります。)

お気軽にお問い合わせください。

お問合わせは  お問い合わせフォーム からお願いいたします。

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