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仏具の修理

2018年10月11日 (木)

お仏壇用 花立 落とし 水漏れ直し

お仏壇用の花立の落としです。
長年のご使用で水漏れがしてきたようで修理で
お預かりしました。
しかし、胴のくびれた部分の肉厚が薄くなり
穴があいてしまっていました。
肉厚が薄すぎて、穴を埋めるのが困難なため
銅製の落としを作ることに。



銅板を花立の形状に合わせて成形します。





花立の口径に合わせラッパのように成形。
ぴったり合います。
この花立の口径は約10cmほどです。

落としの縁の部分は一回、盛り上げることで
板は強度を増します。

この落としで、花立の劣化は少なくなり
まだまだお使いいただけます。

銅製の落としは、花立だけでなく 
香炉の灰入れやおわん用のもの等、一点から製作可能です。

材料はステンレスでも可能です。
用途や大きさにより使い分けします。

落としのことなら、お気軽にお問い合わせください。

お問合わせは  お問い合わせフォーム からお願いいたします。

2018年5月 9日 (水)

本堂幕 修理 白綿

本堂幕の修理を承りました。
長年のご使用で幕の右端が破れてしまったようです。



今回は、破れた部分を縫い合わせるより
幕幅は少し短くなりますが破れた部分を切断し
端を縫製し直しました。




紐を通すチチも新しく付け直して
修理完了です。

幕の中心から測ると右側は10㎝ほど短くなりましたが
ご使用いただくには問題なさそうです。

本堂幕の新調も承ります。
天竺木綿や正絹羽二重、シルック縮緬等 各種製作いたします。
紋、文字入れも可能です。

幕の新調、修理の場合等、お気軽にお問合せください。

お問合わせは  お問い合わせフォーム からお願いいたします。





2018年5月 7日 (月)

柄香炉の蓋 ツマミ修理改良

お預かりした柄香炉の蓋のツマミを
木製に取り替え改良しました。






香炭で蓋のツマミまで熱くなるそうなので
ツマミを木製の物に付け替えました。










ツマミが木製なので熱が伝わりにくくなります。

今後、このような機能的な部分も増やしていきたいと
思います。
柄香炉に限らず仏具に関するいろいろなご要望にお応えできればと思います。

先ずはお問合せください。

お問合わせは  お問い合わせフォーム からお願いいたします。

2017年12月 4日 (月)

本坪鈴 磨き直し 修理

古い、本坪鈴の磨き直しをお預かりしました。
お正月に向けての準備のようです。

長年の使用による変色がすすんでます。
通常、鈴は真鍮材でできています。
この銅のように赤くなった状態を見て、
「銅の鈴がありますか?」
「元の物が銅なので銅の鈴でないとダメ」とか
お問合せをいただきますが、銅に見えるこの鈴も
真鍮材です。

お預かり時(磨く前) ↓↓↓





磨き後 ↓ ↓ ↓






磨く前は、かなりな汚れと変色がすすんでます。






磨くとこのとおり。 ↓↓↓






真鍮の新しい輝きに戻ります。


もう、12月に入りました。
まだまだ、磨き直しもうけたまわります。


お気軽にお問い合わせください。


ご用命、お問い合わせは  お問い合わせフォーム よりお願いいたします。

2017年6月26日 (月)

輪袈裟 紐修理

またまた輪袈裟の紐の修理です。

やはり紐はけっこうクタクタになってます。
下の紐が取り替える前。
Img_0283
今回も同じような色目があったのでそれで新調。
Img_0284
やっぱり新しい紐はシャキっとしてて気持ちが良いです。
取替えは比較的簡単です。
クタクタになってきたなぁと思われたら是非御取り替えを
おすすめします。
詳細、お問い合わせは、お問い合わせフォーム からお願いします

2017年6月 8日 (木)

半袈裟 房修理(紐修理)

半袈裟の房(紐)の修理です。

お使いいただいてる間に、ゆるみや型崩れ
紐が切れたりとどおしても傷んできます。


H290608

この場合は房(紐)自体を全て取り換えさせていただきます。

修理取り換え後  ↓ ↓ ↓

H290608_2


色は全く同じものでの取り換えは難しいですが

元の色と袈裟の布地に合う色で交換します。

新しい房(紐)にすると、シャキっとしますので
背筋がピンと伸びるような感覚です。

ピン!となった袈裟で法要に参列していただくのも
きっと気持ち良いと思います。

房(紐)の取り換え以外にも、ほつれ等も修理たまわります。
修理等、お気軽にお問合せください。

お問い合わせはお問い合わせフォームからお願いします。

2017年6月 1日 (木)

鉄製 かんぬき(閂) 

山門の扉のかんぬきの受け金具の取替えです。

現在、お使いの物はかなり古く差し込み口が
緩くなってきて抜けたようです。
現在、応急処置で修復。
H290601
差し込むだけではいずれ緩んでくるので今回は
扉の裏桟(補強材)に固定するコの字型の金具に
取り替えることにしました。
H290601_2
H290601_3
かんぬき(角材)が通る下側は、角材が通しやすいように
丸い棒材を入れ、これがクルクル回ることで滑りやすくしました。
鉄の材料も厚いものを使用しましたので耐久性もアップします。
このあと黒色の塗装をして完成です。
扉の金具の修理や新調もたまわります。
お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはお問い合わせフォームからお願いします。

2017年5月22日 (月)

護摩杓 柄の取替え修理 完成

先日の護摩杓の柄の取替えが完了しました。

Iimg_0056
↓ ↓ ↓ ↓
Img_0025
古い物は 止める鋲も一カ所でしたが
もう一カ所追加し、2カ所で固定しました。
Iimg_0057
↓ ↓ ↓ ↓
Iimg_0028
護摩杓は、鋲の頭を裏側から通して表でカシメて固定します。
Iimg_0026
これでまた、しばらくお使いいただけます。
お待たせいたしました。
護摩杓の柄は焦げたのをよくお預かりします。
定期的に柄を取替えていただくことで長持ちします。
そろそろ、取替えてみませんか?
修理のご相談等、お気軽にお問い合わせくださいませ。

ご相談、お問い合わせは   お問い合わせフォーム より
お願いいたします。

2017年5月16日 (火)

護摩杓 柄の取替え修理

護摩杓をお預かりしました。

長年のご使用で一本は柄が折れたようです。
H290513_2
H290513_3
杓の金属部分と木の柄の差し込み部分が折れてしまってます。
護摩杓は炎の中への作法で、どうしても焼け焦げたりして
だんだんと弱くなるようです。
ある程度お使いいただいたものは、柄の交換をおすすめいたします。
今回、折れた一本と合わせて他の2本も柄の交換をさせていただきます。
現在、楢(なら)材の柄を使用しております。
新しい柄の取付けが完了しましたら、ご覧いただいます。
しばしお預かりいたします。
修理のご相談等、お気軽にお問い合わせくださいませ。

ご相談、お問い合わせは   お問い合わせフォーム より
お願いいたします。

2017年3月22日 (水)

仏具の磨き直し 「塗香洒水器 磨き直し」

先日の古い塗香洒水器の磨き直しが仕上がってきました。

けっこう汚れと変色してたものが新品ような輝きに
戻りました。

Before  ↓↓↓

H290222_2_3


After  ↓↓↓


1_3


わんも   


H290222_3_2

     ↓↓↓


2_3


金物の仏具はほとんどの物が磨き直し可能です。


お気軽にお問合せください。


ご用命、お問い合わせは   お問い合わせフォーム より
お願いいたします。

   

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